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INTERVIEW
他にはない野菜であることを多くの人に知ってもらいたい
鎌倉青果株式会社 代表取締役 髙橋 伸行様
古くから鎌倉市民の台所として親しまれてきた市場、鎌倉青果株式会社代表取締役髙橋伸行様にお話を伺いました。
商標登録をしようと思ったきっかけを教えてください。
うちは地場野菜が主に入ってくる地方の卸売市場で、ルーツを辿ると90年以上の歴史があり、古くから鎌倉市民の台所として頑張ってきました。
鎌倉青果に入ってくる商品が他にはない商品であるということに気が付き、皆さんにもっと認知してもらいたいという想いから、他の市場に入る野菜と差別化するために商標登録をしました。
「鎌倉」という地名がついた商標は難しいそうですね。
今回「鎌倉いちばブランド」という商標出願をしましたが、渡部先生からは「鎌倉という名前が付いた商標登録は、ちょっと難しいかもしれない」といわれました。でも、「鎌倉」がないと意味がないので、「それでもいいから」とお願いしたところ、案の定、拒絶通知がきました。
鎌倉青果市場は90年以上歴史があるのに、その会社名を否定されてるようで納得がいかず、応答手続きをお願いしました。
その結果、「鎌倉いちばブランド」という商標を無事にとることができました。何処に相談していいかも分からないような私を登録まで導いてくださり、渡部先生にはとても感謝しています。
実際に商標登録をして、何か変わりましたか?
商標登録をきっかけに、「鎌倉いちばブランド」の基準を厳しくするため、ブランド認定委員会、認定要綱というものを作りました。その結果、色々なところに取り上げられ、皆さんに認められた証拠だと思っています。
その結果、2014年のフード・アクション・ニッポンアワードを受賞することができました。今では、名指しで取引を希望していただける大手さんがかなりいて、大手デパートの野菜売り場の一角や、高級スーパーの一角に、うちのブランドのロゴマークが入った商品が並んでいます。
これからもっともっと会社の一つの財産として、大切にしていきたいと思ってます。
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