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INTERVIEW
大人のミニチュアカーの世界をもっと知ってもらうために
株式会社ヒコセブン 代表取締役 原島 行雄様
大船駅から徒歩4分のグリーンの外壁が目を引くお店。
ドアを開けると店内には所狭しとミニカーが並んでいます。
細部にもこだわった大人向けのミニカーを企画・製造・販売する株式会社ヒコセブン様。
代表取締役の原島行雄さんにお話をお伺いました。
なぜパトカーを作り始めたのでしょうか?
父が創業したころは、ミニカーを海外から輸入して販売していましたが、私が経営に加わるようになってオリジナル商品を企画・製造することになりました。
当時、普通車の精巧なミニチュアカーは存在していましたが、パトカーというと子供向けの玩具のようなものしか存在せず、細部まで丁寧に再現したものがあってもいいのではないかと考えたのがきっかけでした。
商品づくりのこだわりを教えてください。
白バイ隊員に憧れて警察官になるという話はよく聞きますが、実はパトカーも小さい頃から乗りたかったという警察官は多く、車への思い入れも強いようです。
そういった思いに応えられるよう、ボディそのものは実車両を3Dスキャンして作成した金型を使用し、表記する県警の文字や天井のコールサイン等のフォントも写真からトレースするなど、忠実に再現する努力を続けています。
最初は卸先から売れないと鼻であしらわれましたが、そのクオリティーの高さがパトカーマニアや警察OB、現職の警察官などに評価され、火がつきました。
今後の展望についてお聞かせください。
実際に存在するものをミニチュア化するわけなので、ライセンスが必須な世界です。
事業の根底にライセンスというものがあるからこそ、オリジナルブランドごとに「RAI’S®」「CAR-NEL®」など商標登録を受けることは自然な流れでした。
「RAI’S®」は出願当時似たような商標がたくさんあって非常に苦労したので、今後新しいブランドを立ち上げる際には、商標登録ができそうか事前に確認してから進めたいと思います。
また、顧客の年齢層が上がってきていることを課題だと考えており、キャンプ好きな弟のアイディアでモンベル社のライセンスを取得したキャンピンググッズのミニチュア「TABLE CAMP®」をリリースしました。
これからも、培ってきた高度な技術で、さまざまなジャンルに挑戦し新たな市場を開拓していきたいと考えています。
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