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INTERVIEW
次世代によりよいミライをのこしたい
株式会社Kamakura Kazoku 代表取締役CEO 関 尚子様
中小企業の事業承継をサポートしている株式会社Kamakura Kazoku様。
代表取締役の関尚子さんとご主人の清一郎さんはともに金融機関出身で、
鎌倉への移住と同時に独立起業しました。
家族視点の事業承継とはどういうことでしょうか?
事業承継には大きく「親族承継」「社員承継」「第三者承継(M&A)」の3つがありますが、ファミリー企業の多くが、経営者の病気などで意思判断ができなくなってから事業承継を始めることになるため、選択肢が狭まりM&Aに行きつくケースが多いのが実情です。
しかし、M&Aでは今まで培ってきた企業の文化は失われてしまうため、企業理念や思いを継いできた子どもに事業承継することを望むファミリー企業が少なくありません。
親として子に会社を継がせたいという愛情(ウォームハート)と、社員などの人生を背負っている経営者としてのクールヘッドを考えて親族承継・第三者承継等、ファシリテートしながら選択肢を増やしていくのが私たちの仕事です。
「経営」、「株主」、「家族」のスリーサークルが複雑に重なり合うことがファミリービジネスの特徴ですが、この3者がバランスを取って「三方よし」となるよう、様々なスタイルの対話の機会を設けさせていただきます。
この「三方よし」こそが、事業を永く継続させる秘訣なのです。
なぜ鎌倉で事業を行うことにしたのですか?
私たちには3人の子どもがいるのですが、金融機関で働いていたころ、子育てと同時に両親の介護が重なって苦しみ、真の豊かさとは何かを考えさせられました。
鎌倉には物質的豊かさだけでなく精神的豊かさを大切にしたいと思っている方が多く、自分たちの考え方に共感してくれる企業様や新しい学びを与えてくれる仲間の存在があったので、鎌倉への移住と起業を決意しました。
商標登録の内容と今後の展望についてお聞かせください
幸福度の高い社員は生産性が高く創造性が高いというデータがあり、社員を幸せにすれは結果として会社も盛り上がっていくとされています。
そこで「CHO=チーフ・ハピネス・オフィサー(Chief Happiness Officer)」という、社員の幸福感醸成の視点から組織を成功に導く役職名に注目し、「家族のCHO(chief happiness officer)®」を商標登録をしました。
事業承継や事業が急拡大して経営幹部と家族との関係に悩んでいる経営者に寄り添う、社外幸福責任者のような存在を目指していきたいと考えています。
そして、このような考え方をもっと多くの人に知ってもらい、後継者同士、経営者同士で学びあうような横のつながり、ラーニングコミュニティのようなものをつくり、鎌倉から日本全国へ発信していきたいですね。
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