お客様の声
お客様からの言葉が私たちの原動力。
気軽にご相談いただけるような、お客様との距離が近い特許事務所を目指しています。
INTERVIEW
薪火の香りとともに広がる新しい価値
オーナーシェフ 村野 敏和様
薪火という一見シンプルでアナログな手法の中に、繊細な火加減の難しさと、
無限の表現と価値を見出してきた村野敏和さん。
鎌倉の風土と向き合いながら生まれる料理は、ただ“美味しい”だけでなく、
心に残る特別な時間をつくり出す存在へと育ってきました。
鎌倉でお店を構えた理由について教えてください。
東京で修行した後サンフランシスコに渡り、三つ星レストラン「Saison」で、薪火料理のいろはを学びました。
厳しくて容赦のない実力社会でしたが、毎日が刺激的で、薪火料理の奥深さや無限の可能性に魅了され、日本に帰ったらこのような薪火料理の店を開きたいという夢を持つようになっていました。
鎌倉を選んだのは、駆け出しの頃に先輩シェフの仕入れに同行して食べた「レンバイ(鎌倉市農協連即売所)」の鎌倉野菜の美味しさが忘れられなかったからです。
薪火は水分を含む食材との相性がとても良いので、鎌倉野菜の持つ力を最大限に引き出せると思いました。
“薪火料理の店をやるなら、鎌倉しかないな”と自然に思えたんです。

薪火料理の魅力はどういったところなのでしょうか。
今は調理家電が進化して、家庭で様々な調理ができるようになりました。
それに対し、薪火は火加減が難しく、薪の種類やサイズ、水分の含み方で火の表情が変わりますし、団扇の仰ぎ方ひとつで仕上がりもまったく違ってきます。
“香ばしく焼く”“香りだけまとわせる”“じっくり火を通す”など、組み合わせは無限で、難しいからこそ面白いんです。
薪火料理にすることで美味しくなる食材と、そうではないものがあるので、10個ためしてみて9個失敗、という世界です。
でも、その失敗が後になって別の食材と出会った時に驚くほど美味しくなることもあり、全部が自分の引き出しになるので、無駄なことはひとつもないと思っています。

「蛸ぶし」の特許・商標取得について、どのような経緯があったのでしょうか?
蛸を燻して、鰹節のように薄く削った「蛸ぶし」をお出しした時に、何人ものお客様から「特許が取れるんじゃない?」と言われたのがきっかけです。
渡部先生に相談したところ、技術として価値があると言っていただき、「蛸節の製造方法」で無事に特許を取得できました。
さらに「季音の蛸ぶし」として商標登録も行い、ブランドとして育てる準備もしています。
特許証を店内に飾っているのですが、お客様や取引先との会話のきっかけにもなりますし、商品化に向けた大きな後押しになっていると感じています。

「なぎさのハンバーガー」開店のきっかけと今後の展望についてお聞かせください。
お客様から誘っていただいた地元鎌倉のイベントで、切れ端肉や規格外野菜を使ったハンバーグを薪火で焼いたことがあったのですが、想像以上に美味しくて、お客様からも大好評でした。
その時に、“もっと多くの人に薪火の魅力を届けられる形があるかもしれない”と感じたのです。
薪火は火加減が繊細なので、一度に対応できる人数は自分の目が届く範囲に限られてしまいますが、ハンバーガーなら基本さえ習得できれば、スタッフに任せることができます。
ご縁をいただいたからには少しでも鎌倉に貢献したいと考え、お肉もバンズも鎌倉のお店にお願いし、野菜はもちろん「レンバイ」の鎌倉野菜をつかっています。
薪の香りと地元食材が一体となったハンバーガーは、子どもから年配の方まで楽しんでいただける自信作です。
「季音」はブランドの核として価値を磨き続け、「なぎさのハンバーガー」は薪火の新しい食体験を広げられるよう、これからも薪火の魅力を届けていきたいですね。

INTERVIEW LIST
一覧を見る初めて商標取得をお考えの方へ
新しい特許事務所をお探しの方へ
