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INTERVIEW
真の意味でのSDGs実現を目指して
株式会社nalu 代表取締役 南 直子様
鎌倉から始まった「good sharing® kamakura」とはどういうプロジェクトなのか?
プロジェクトを引っ張る株式会社nalu 代表取締役の南直子さんにお話をうかがいました。
「good sharing® kamakura」について教えてください。
【つくる側】と【つかう側】が一緒に地域の課題を解決するような仕組みづくりを目指したい、と考えていました。
技術をシェアし、知恵をシェアしていくことで良い循環がうまれる。そんな循環を「good sharing®」と名付け、地元鎌倉からスタートすることにしました。
具体的にはどういうことをしているのでしょうか?
私は、技術系コンサルティング会社IBLC とともに、日本企業の優れた技術を新しい切り口で展開し、事業化するサポートをしています。
2018年由比ヶ浜海岸にシロナガスクジラの赤ちゃんが打ち上げられた出来事から、「つくる側」と「つかう側」が一緒にプラスチック問題に取り組まない限り、根本的な解決にならないと危機感を覚えるようになりました。
そんな時、大手鉄鋼メーカーJFE スチール(株)が、素材を生かした地域課題解決を検討していることを知り、循環型スチールカップを提案したところ、面白い!と採用されたのです。
JFE スチール(株)の方に広島から鎌倉まで何度も来てもらい、鎌倉市役所、飲食店や学生団体など、たくさんの鎌倉の人たちと連携しながらテストマーケティングを行いました。
その最中に逗子海岸映画祭の関係者の目にとまり、2022 年の逗子海岸映画祭で導入されたり、アサヒビール関連会社のアサヒユウアス(株)に採用されるなど、まだ試作品でありながら確実に世の中で評価されつつあることを肌で実感しています。
商標登録をしてみていかがでしたか?
最初は「私みたいな小さな会社が商標登録なんて・・・」という気持ちでした。
でも商標登録をしたからには、もっと世の中に広めていく努力をしようとスイッチが入りました。
実際、商標登録をしたおかげで、展示会や企業へのプレゼンで自信をもって売り込めるようになり、相手からの信頼にもつながっているような気がします。
今後の展望について
プロジェクトを通じて、鎌倉は『こんなことやりたい』という人に対して、それぞれの立場からアドバイスをくれる人が多く、それぞれがプレイヤーとして動いてくれる特殊な街だと実感しました。
鎌倉の人たちが作ったものとして世に出していく、そういうモノづくりのやり方があってもいいのではないかなと思っています。
そして、“good sharing® kamakura” “good sharing® kyoto” のように【つくる側】と【つかう側】が一緒に地域の課題を解決するような仕組みを鎌倉から日本全国へ広めていきたいですね!
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