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将星国際特許事務所

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INTERVIEW

見えない市場を創り出し、建築の未来を拓く

株式会社スローテック 代表取締役 清水 玄宏様

将来を見据え、積極的に特許を取得しながら製品開発を行う株式会社スローテック様。
特許を活用した事業戦略についてお話を伺いました。

20年以上勤めた企業から独立し、会社設立に至った経緯を教えてください。

前職では、新卒からずっと建材の開発に携わってきました。
建材は製品開発に5年、市場で認知されるまでに5年かかり、その10年を乗り越えた製品は市場で定着し使われ続けていく世界だと言われています。
常に他社の動向や現場等で「見たことが無いもの」を考えて製品開発をする日々はとても面白く、自分が携わった製品が長年使われ続けていくことにやりがいを感じていました。
ところが、2020年のコロナウイルスで社会が激変した時期に、開発とは全く異なる部署に異動することになったのです。
スキルの幅を広げるチャンスではあるのですが、正直なところ、積み重ねてきたものがリセットされるような喪失感の方が大きかったですね。
外出が制限されたおかげで、「はたして自分は何がしたいのか」、「何を社会に提供できるのか」将来について考える時間ができ、悩んだ末に「製品開発によって新しい需要を生み出し、建築業界に新しい市場を創造することに人生を通して挑戦していきたい」という結論に至り、独立を決意しました。

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事業において、特許をどのように活用しているのでしょうか。

前職では特許の話題は日常会話の中に出てくるぐらい当たり前だったので、独立後も常に特許取得の可能性や必要性を考えて製品開発をしています。
特に重要だと考えているのは、「守り」の意味での特許です。
特許を取得するためには、その技術を裏付けるエビデンスを揃えなければいけませんが、中小企業は大手企業と違い、実験を重ねたり、十分にデータを集めたりできないために特許出願ができず、とりあえず実施してしまった結果、他人の特許を侵害していたという事態が十分起こりえます。
一方、きちんと特許出願をして特許が認められれば、世の中に無い技術であることが特許庁によって証明されるので、当然他人の特許を侵害するという事態も回避できます。
また、まだ特許権が成立していなかったとしても、特許出願後であれば製品に「特許出願中」と明記できるので、模倣をけん制することが可能になります。
ほかにも、積極的に特許を取得する姿勢は、知的財産権に対する意識が高い企業であることのアピールになり、スタートアップ企業としてのブランディングや信用力を高める効果も実感しています。
私にとって特許は、技術を守るだけでなく、事業そのものを守るために欠かせない礎となっていると考えています。

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将来の展望についてお聞かせください。

建築の世界は歴史が古いからこそ、新しい価値観で業界に革命をもたらすチャンスがあると思っています。
独立後に取得した特許には、基本特許に近い広い権利が認められたケースがあり、「見たことが無いもの」や「ありそうで無かった」ものに着目することの重要性に改めて気づかされました。
基本特許は、そこから新しい技術や製品が派生する可能性に満ちているので、この先の展開に取り組んでいるところです。
例えば「ラックウッド」シリーズは、そのような基本特許をベースにし、木材と耐火材等を組み合わせた建材なのですが、従来のものと比べて解体がしやすいのでスモールリフォームやリユースに対応できるサステナブルな建材として、建築の世界に新しい価値観をもたらしています。
来年創業5年目を迎えるので、今後はこの「ラックウッド」をはじめ5年間かけて開発してきた製品を、次の5年は流通させていくステージととらえ、市場で認知されていくための施策を積極的に打ち出していく予定です。
独立を決意したときの夢である「建築の未来を拓くこと」に向けて、挑戦を続けていきたいですね。

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