おはようございます。
弁理士の渡部です。
イーエムシー株式会社という企業が「スマートバリュー」という商標について登録を受けています。
このたび、イーエムシー株式会社が、KDDIに対し、「携帯電話および光回線などをまとめて利用できる料金サービス」の名称(「auスマートバリュー」)として商標使用許諾契約を合意しました。
KDDIだけでなく、KDDIと提携している51社にも、使用許諾することを予定しています。
注目すべきは、イーエムシー株式会社自体は、「携帯電話および光回線などをまとめて利用できる料金サービス」を行っていないことです。
イーエムシー株式会社は、自社のブランド化のためではなく、商標使用許諾により収益を上げるために商標権を活用しています。
商標権は財産権ですので、このような活用方法もある、ということです。
http://www.emc1.jp/blog/archives/7823