おはようございます。
弁理士の渡部です。
ニンテンドー3DSの3D技術を巡って、元ソニー従業員が所有する特許権を侵害したとして、任天堂に対し、アメリカで損害賠償請求訴訟を起こしていた問題で、地裁陪審団は、元ソニー従業員の主張を認め、任天堂に対し日本円で約29億円の賠償を命じる判決を言い渡しました。
元研究者とはいえ、一個人が大企業の主力製品のしかもコアとなる技術について、大企業に先駆けて特許を取得することができたというのは、通常あり得ず、驚くべきことです。
どういった背景があるのか、今後の報道に注目が集まります。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE92C06M20130313