おはようございます。
弁理士の渡部です。
特許に対する私たちの考え方についての動画に英訳テロップを付け英語版を制作しました。
私たちがこれまでに8件の特許取得を担当させていただいた東京のIT企業様があるのですが、実は、私たちが担当させていただく前、30年にもわたって特許が1件も取得できなかったという状況が続いていました。
30年も特許が取得できなかったということで、金額ベースでいうと、数億円もの機会損失を被ったといえます。
というのも、特許は、本来、利益を生むためのもの(ツール)であって、技術やアイデアを単に守るだけのものではなのです。
特許は、取得して終わりというものではなく、競争優位に立つためのものですから戦略的に活用していくべきだと私たちは考えています。
お客様からご相談いただいたときに、特許の可能性のあるアイデアを、私たちは3つの視点で捉えるところから始めています。
まず、1つ目は、そのアイデアが特許になるかどうかという視点です。
2つ目が特許になった後、その特許が、模倣品に対して、きちんと権利行使できるかどうかという視点です。
そして、3つ目。これが一番大切なのですが、特許を取得した後に、特許を活用して利益を生むかどうかという視点です。
特許の取得といっても、その方法や攻め方は無数にあります。
同じアイデアでも特許として認められなかったり、あるいは、特許を取得した後に、模倣品に対して権利行使ができなかったり、利益につながらなかったといったことが実際に起こっています。
先のIT企業様の例ですと、最初の「アイデアが特許になるかどうか」という最初の段階でつまづいてしまったのです。
これについては、理由があります。
特許を専門とする弁理士でも、得意とする分野・専門が異なります。
先の東京のIT企業様はITの仕事をしているわけですからITに強くない弁理士では、どうしても限界がありました。
このように30年間苦戦していた特許の取得を私たちがお手伝いすることによって実現できたのには、理由があります。
私たちは20年間にもわたり、ITを専門として1,500件もの特許を取り扱っています。
その経験やノウハウをお伝えることができるからです。
確かに特許やアイデアは目に見えず、捉えにくいところがあります。
しかし、だからこそ、私たち専門家が持っている知識や経験をお伝えすることで事業の発展にお役立ちできるのではないかと考えています。
実際に、多くの会社で自社の発明に対して、こんなものでも特許になるんだと、社員の方が仕事に一生懸命になるところを数多くみています。
そういう会社をひとつでも多く増やしていきたい、そして、ひいてはそこで仕事をする社員の方々に幸せになってほしい、そのような思いで、私はこの仕事に取り組んでいます。
特許の取得・活用を始める前に、ぜひ一度ご覧ください。
Our view about patents
Patent attorney Hitoshi Watabe
Shousei International Patent Office
Interviewed on July 21, 2015
Interviewed and manufactured by Pixidea, Inc.
One of our clients is a Tokyo-based IT corporation, and they obtained eight patents with us.
Before our consultation, they tried to obtain patents but not a single patent had been registered for 30 years.
When its opportunity loss is converted into monetary value, it would worth several hundred million yen.
Patents are not only for protecting technology and ideas, but also for yielding profits.
Once your patents are registered, you should use them strategically, because the patent can be used for competitive advantage.
When consulted by our clients, we consider the patent from three points of view.
(Three important points for patents)
1. Whether the idea can be registered as a patent or not;
2. Whether the patent right can be exercised with respect to imitations or not; and
3. Whether the profit can be yielded by using the patent or not. The third one is the most important point.
There are innumerable ways to register your patent.
One idea may be patented but the same idea may not be patented.
Also, the obtained patent may not exercise its right with respect to the imitations, in other words, the obtained patent may not yield profits.
The previously-mentioned IT company could not deal with the first point: whether the idea can be registered as a patent or not.
There is a reason for this.
The reason is that patent attorneys have their own specialties and fields.
The patent attorney who is not good at IT is not suited for the IT company.
It is the reason why the patent is successfully registered after 30 years of struggling.
We specialize in IT for over 20 years and deal with more than 1,500 patents.
We have experience and know-how to tell.
(Our contribution)
Patents or ideas are invisible and difficult to figure out.
We would like to deliver our knowledge and experience as an expert, for the growth of your business.
We have seen many companies growing lively by registering their patents.
We are doing our business in order to increase such companies and to make their employees happy.
▼When you click on the image below, the video of English version is played.▼