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はんだ教室を開催

おはようございます。
弁理士の渡部です。


はんだが初めての小学生を対象にはんだ教室を開催しました。


最近は、子ども達に様々な体験を通じて物事を教える、いわゆる体験学習が増えてきました。
稲刈り、地引き網、ピザ作り、流しそうめんなど、私が子ども頃にはあまりなかったことで、子ども達が体験学習を楽しむ姿をみると、もう一度子どもに戻りたい気持ちになります。


今回のはんだ教室も体験学習の一環として行いました。
プログラミング教室などは企業主催のものがありますが、何故かはんだ教室はないとのこと。
はんだ付けやものづくりの楽しみを体験したいとのご要望を受けて開催の運びとなりました。
私が担当することになったのは、私が回路やプログラムが得意なことからお声がけいただいたことがきっかけです。


内容は、次のとおりです。


タイトル分かる、作れる、はんだ教室
時  間4時間
概  要はんだが初めての小学生を対象に、はんだって何?回路って何?どういうことに注意したらいいの?というはんだの入門から実際のはんだ付けまでを分かりやすく教えます。
はんだ付けにチャレンジしながらはんだの楽しさを味わってもらいます。
途中、ブレッドボードを使って回路を組み立てるパズルもあります。みんなはどこまで解けるかな?
頭で覚えるよりも体で覚える体験重視のプログラムです。
メニュー1.知っておこう回路のこと
2.はんだの2つのテクニックを身につける
3.ブレッドボードを使いこなそう
4.LEDを点けてみよう
5.電子オルゴールを作ろう

言葉で説明するよりも、とにかくチャレンジしてみて、失敗しながらうまくなっていくやり方の方が子ども達にとっても楽しいですし、理解も進むだろうということで、チャレンジをたくさんしてもらうことをコンセプトに構成しています。


はんだ付けは、回路を設計し、設計した回路をプリント基板上に実現するときに行うものですから、ものづくりという意味では、回路のことを抜きには進められません。
ですが、回路は少し難しいので軽く触れるにとどめ、今回は、覚えてほしいはんだ付けのテクニックを2つ伝えることにしました。
一つが、富士山はんだ。もう一つが、ブリッジです。


「テクニック」という言葉、男の子には響きますね。
みんな細かい作業にもかかわらず、ものすごい集中力で一生懸命に取り組んでいました。
普段の学校の授業も、その集中力で取り組むめば皆きっと成績優秀でしょう。


見ていて面白いかったのは、飲み込みが早い子と、そうでない子がいるのですが、必ずしもすべてのことで同じ子が秀でるわけではないということです。
富士山はんだでは飲み込みの遅い子が、ブレッドボードをやってみると意外に飲み込みが早かったりもするのです。
人それぞれ得意な分野・苦手な分野があるのだなと思って見ていました。
まさに子どもの得意なところを見つけ、伸ばしてあげるというのが大人の役目だと感じた次第です。


今後、小学校の授業でプログラミング教育を導入することが検討されています。
ものづくり日本を考えると、はんだ付け教育も、もしかすると将来導入されるかもしれませんね。
アイデアを保護する特許などの知的財産の教育も一緒に導入していただくことを要望します。


子ども達に様々な体験をさせることは創造力を育むことにつながります。
子ども達にたくさんの知識や体験を伝えられるように、微力ながらこれからもこうした機会を通じてお手伝いしていきたいと思います。


子どもにはんだ付けを体験させたいという方は、ぜひお問い合わせください。
たくさんは開催できませんが、できるだけご要望にお応えしたいと思っています。


▼はんだ教室テキスト▼


▼LEDの列車が走る▼


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