おはようございます。
弁理士の渡部です。
お客様の案件が特許になりました。
最近多いパターンで、特許出願と同時に審査請求と早期審査を行い、3~4ヶ月で特許を取得するというパターンです。
本件もこのパターンでしたが、途中、特許庁から拒絶理由通知を受けました。
お客様にとっても重要な位置づけである上、拒絶理由通知の内容にも承服できなかったので、特許庁と対峙することを決め、攻防の末、無事、特許を取得することができました。
反論する場合はどこまで主張すれば特許になるのか、譲歩する場合はどこまで譲歩すれば特許になるのかは、専門的な知識はもちろん長年の経験とノウハウと勘がものをいいます。
例えるならば正に「職人の世界」です。
アイデアに核(コア)があることも重要ですが、アイデアを広くカバーできる強い特許を取得するには、「知識」「経験」「ノウハウ」を持ち直感的な判断と実効性のある行動ができる専門家を見つけることもまた重要ではないかと感じます。