おはようございます。
弁理士の渡部です。
昨日、私の弁理士という仕事について、ある先生から「不求の求」というお言葉をいただきました。
「不求の求」とは、徳川家康の言葉であるようです。
その意は、「豊臣の大名が本当に東軍に味方するのかどうかが不安であった本多正信に対し、家康は泰然として言う『不求の求なり』と…つまり求めてはならない、求めずして求められる、それが真の味方だ」ということです。
弁理士たる者、人に仕事を求めるのではなく、求めずして求められる人間になりなさいということです。
起業して4年目になり、これまで様々な対外的活動に挑戦してきました。
しかし、ここにきて、マーケティングや営業活動をすることも大切なことですが、私がこの仕事において真に目指すべきところは、人から信頼される人間になることではないかという答えが出つつありました。
そのようなタイミングで頂戴したお言葉なので、とても私の心に響きました。
「不求の求」を実現することは決してたやすくありません。
何もせずに人から信頼され求められるなんてことはないからです。
どのようにすれば、人から求められる人間になれるのか。
最も難しいテーマですが、今年は、「不求の求」をテーマに活動したいと思います。