おはようございます。
弁理士の渡部です。
今年も残すところあと僅かとなりました。
そこで、本日は、当ブログで今年よく読まれた記事をご紹介しながら1年を振り返りたいと思います。
第1位 | 東京五輪エンブレムは似ているか |
第2位 | 平成27年弁理士試験論文試験の合格発表に、思う |
第3位 | 東京五輪エンブレムに潜む法的問題 |
第4位 | 東京五輪エンブレムの問題で思う「パクリ」の議論 |
第5位 | TPPで商標法の損害賠償額引き上げへ |
東京五輪エンブレムの話題が世の中を賑わせました。
この問題では、商標登録や著作権の話がクローズアップされましたので、この話題をきっかけに商標登録に対する事業者の意識が高まったのではないかと考えます。
こうした意識の高まりを受けてか、特許庁に出願される商標出願の件数にも変化があります。
2008年から2013年まで概ね年間11万件で推移していた出願件数が、2014年は12万4千件を超え、今年は、12/25時点で12万8千件を超え13万件に到達する勢いをみせています。
また、今年は、我が国がTPP加盟に向けて大きく前進した1年であり、TPP加盟にあたって商標権侵害のペナルティが大きくなることも話題となりました。
私たちは、地元鎌倉に根ざした特許事務所として中小企業を対象に支援を行っていますが、起業準備中又は起業したての事業者の方から商標登録の相談を受けることが増えていることからも、商標登録に対する事業者の意識の高まりを実感しています。
来年もまたこうした傾向は続くのではないかと思いますので、事業者様のお力になれるように全力を尽くして頑張りたいと思います。
商標登録や特許など知的財産に関してお困り事やご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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