おはようございます。
弁理士の渡部です。
弁理士には、弁理士の資質を向上するため、継続研修という制度があります。
5年間ごとに70時間の研修を受けなければなりません。
最初の5年間に70時間の研修を受け、次の5年間も70時間の研修を受け、その次の5年間も...という具合に、弁理士である限り、研修を受け続ける必要があります。
5年間の最後の年に倫理研修という研修があり、倫理研修は、なかでも重要な位置づけにあるので、東京の研修会場に集まって討論形式で行われます。
昨日、私は、5時間の倫理研修を受け、この5年間の研修に一段落がつきました。
大変勉強となった実りの多い5年間でした。
普段実務上でも勉強をしますが、それとは別にこうした研修を通じて勉強を重ねることで、知財専門家としての資質を維持・向上でき、クライアントに高い質のサービスを提供できているのだと感じています。
決して楽ではありませんが、これもクライアントの利益を守るための自己研鑽であると心得、来年からまた70時間の研修が再スタートしますが、心して取り組もうと思います。