おはようございます。
弁理士の渡部です。
本日は、知財相談会がありましたので行ってきました。
地元の企業の方が多いのですが、その相談内容は、実に様々です。
必ずしも法律の話だけで完結することも少なくないので、鎌倉の商慣行の事情にも精通していないと適切なアドバイスはできません。
さて、私は、知財相談会に必ず持っていく本があります。
武士でいう懐刀のようなものでしょうか。
1.知的財産権条文集
2.工業所有権法逐条解説
3.特許・実用・意匠・商標の審査基準
4.類似商品・役務審査基準
どれも弁理士の受験勉強時代にバイブルとして使っていたものですが、合格後時間が経った今でも、どの本の何ページにどのような内容が書いてあるかをいまだに鮮明に覚えています。
相談を受け、該当するトピックスを思い浮かべると、アドバイスをした上で、上記の本のなかから該当箇所を探し、アドバイスの根拠として紹介するようにしています。
上記の本は、どれも分厚く、鞄がいっぱいになってしまうのですが、専門家として適切なアドバイスをするには大切な本なので、懐刀のように持ち歩いています。