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補助金申請、3度目のトライ

おはようございます。
弁理士の渡部です。


このたび、私の関係企業が補助金の採択を受けることができました。
採択に至るまでに大変な苦労があったので、少しお話をしたいと思います。


本件は、過去2度の申請で不採択となり、3度目の申請でようやく採択を受けることができました。


補助金が採択となるか不採択となるかは国の審査に委ねられることですが、補助金が不採択となるという結果は、企業にとってどれだけのインパクとがあるかご存じでしょうか。


「補助金が受けられない」という目先の資金問題のように思うかもしれません。
しかし、そうではなく、実はまったく違うところに、大きなインパクトがあります。


昨今の補助金制度は、単に、企業に補助金を交付し、後は企業の自主性に任せて事業の底上げを期待するということを目的にはしていません。


経営目標と、これを実現するための事業計画をきちんと立て、それに沿って事業を進め、成果をフィードバックして事業計画を調整・変更し、長期的に経営目標を達成するという体制作りを企業に求めます。
補助金は、その体制作りができることを前提として、事業をより促進するための支援として交付する、という位置づけになっています。


すなわち、国は、補助金制度を通じて、企業に対し長期的に堅実な経営基盤を作ってもらうことを目的としています。


このため、補助金の申請にあたっては経営目標・事業計画を提出する必要があります。


自社の事業について、顧客ニーズ、市場規模、競合他社、自社の強み、商品・サービスの独自性などを詳細に調査・検討し、経営目標・事業計画を練り上げていきます。
補助金をもらうために適当にとってつけた書類を作るのとは訳が違い、自社の事業を見直し、磨き上げ、市場に対し有益な事業として位置づけていくのです。


このような作業を経て行った補助金の申請が不採択となった場合、企業にとって、それは、「自社の事業が市場において有益ではないと判断された」というインパクトがあるのです。


もちろん、事業計画等が十分に練られてなく実現性に疑いが残る、といった判断なのでしょうが、企業としては精一杯取り組んだ結果としての不採択ですから、そのインパクトは決して小さくはありません。


今回のケースは、これを2回も超えて唇をかみ、同じ事業内容で申請を続け、3度目の申請でようやく採択を受けることができました。


事業計画等の策定に深く携わった立場として、今回の採択は実に感慨深いものがあります。
これだけ時間と労力をかけ練り上げたのですから、採択を追い風に、よりよい事業に成長していくことでしょう。



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