おはようございます。
弁理士の渡部です。
新日鉄の元社員が韓国の鉄鋼メーカ「ポスコ」に就職し、ボスコ社が元社員から鋼板の製造技術を不正に取得したとして、新日鉄がポスコ社と元社員を相手取り、損害賠償請求等の訴訟を提起しました。
日本企業の技術者が退職後に韓国等の海外メーカに就職し、日本の技術を海外メーカに取得されることが相次いでいます。
物理資源がなく、技術やノウハウ等の知的財産が国際競争の要となっている我が国企業においては、極めて大きな問題です。
退職によって技術やノウハウが流出しては、企業の国際競争力を維持できなくなるからです。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012102500046