鎌倉市の事業者様に参考になる情報をお届けします。小さな事業規模からでもブランド化は始められます。ブランド化には商標登録が必須ですので、商標登録を取得されていない事業者様はぜひ商標出願をご検討ください。当事務所は、商標出願から商標登録までの手続はもちろん、商標登録を取得した後も、商標を活用し鎌倉でブランドを育てるお手伝いをします。
鎌倉ご当地芸人「ねたのおにいさん」の野々垣濯太さんがオリジナルのパズル「マチ×アワセかまくら」33セットを市立小学校や子どもの家などに寄贈した。これは、市内を郵便番号で区切った44個のピースからなるもので、それぞれの地域の位置や大きさが遊びながら学べるのが特徴だ。
パズルの商品名として採用されている「マチ×アワセかまくら」は、ブランド化にとってとてもよいネーミングです。
よいネーミングの条件は色々とありますが、その大きな一つに造語であることです。
造語でできたネーミングは、消費者に認知させる時間はかかるものの、一旦認知されると忘れにくいネーミングとして根付きます。造語の効果については先のブログ「ネーミング採用の留意点~造語商標~」で詳しく紹介しています。
また、造語といっても「ソニー」のようにまったく意味を持たないものもありますが、「あまおう」のように「甘いイチゴ」や「イチゴの王様」のような意味を想起させるものもあります。
ネーミングは覚えてもらうことが重要ですので、意味を想起させるような造語が望ましいです。
「マチ×アワセ」には「鎌倉の町(マチ)をパズルで合わせ(アワセ)る」「鎌倉で待ち合わせる」という意味が乗っているので、この点でもよいネーミングといえます。
ネーミングを考えるときは、消費者に覚えてもらえるかという観点で考えてみることが大切です。こうした例を参考にされるとよいでしょう。
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