おはようございます。
弁理士の渡部です。
鎌倉の一大ブランドを商標登録に導き、守ることができました。
審査では、他人の登録商標と類似するとして拒絶を受けました。
商標の類似判断の原則からすると「類似」となる厳しい認定で、似ていないと反論するも、審査ではその主張が退けられました。
上級審である審判に上げ、引き続き似ていないとの主張を繰り広げました。
ただ単に似ていないと主張してもダメなので、これだけのブランドが蓄積されているから本件商標は登録されるべきだと主張し、ブランドが蓄積されていることを示す膨大な証拠を提出しました。
そして、出願から4年の歳月を経た今、特許庁から、本件商標を登録する旨の判断が得られました。
長い長い道のりでした。
この間、ずっと戦い続けた気がします。
心が折れそうになったときもありますが、それでも「鎌倉のブランドを守る」という強い信念と情熱をもって取り組んできたことが、こうして実を結んだのかもしれません。
本当によかったです。
この商標登録をきっけに、またさらに大きなブランドへと飛躍していくことでしょう。
その第一歩が踏み出せたこと、誠におめでとうございます。