おはようございます。
弁理士の渡部です。
「触覚フィードバック技術」というのをご存じでしょうか。
5年ほど前に開発された技術です。
「触覚フィードバック技術」とは、タッチパネルのディスプレイを指で触ったときに、ガラス等でできているパネル表面のつるつるした触覚ではなく、そのパネルに映し出されている物体の表面を触っているような触覚を提供する技術のことです。
今回アップルが特許出願した「触覚フィードバック技術」は、2つの振動装置を用いるものです。
1台の振動装置がパルスを送り出し、もう1台の振動装置が特定の位置に2番目のパルスを送り出すことにより、位置を特定できるようにするものです。
どのような効果があるかといいますと、あたかも振動が特定のキー位置から来ているかのような反応を返すことが可能になるということです。
つまり、既存のどのシステムよりも、タッチパネルのガラス面から浮き出たキーボードを指で押すようなSFチックな感覚で操作をすることができるということです。
私達を驚かせる技術が次々に開発される現状に、わくわくします。