鎌倉エリア実績N0.1 / 事業の将来をつくる特許・商標登録

将星国際特許事務所

お問い合わせ
0467-73-8540

受付時間 :平日 10時〜18時

ブログ

ブログ

AIが作ったモノの著作権

おはようございます。
弁理士の渡部です。


政府は、毎年、我が国の知的財産創造、保護及び活用に関する施策について計画を作り、この計画をもとに施策を推進しています。
今年も、「知的財産推進計画2016」という名前でその計画を作る予定となっています。


各年の知的財産推進計画にはそれぞれの目玉があるのですが、知的財産推進計画2016では、なんと、AI(人工知能)が作った知的財産について知的財産権をどう取り扱うかということを目玉にすることが報道されています。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160509-00000144-jij-bus_all


例えば、著作権法では、著作物を創作した「人」が著作権を取得する決まりとなっているので、著作物に基づく権利が「人」以外から発生することは想定されていません。
特許法、実用新案法、意匠法についても同様です。


しかし、現在においては、AIが楽曲や歌詞を作ることもあり、AIが作った楽曲や歌詞の著作権が一体誰のものになるのかといった問題があります。


AIのものか?という考えもあるかもしれませんが、人や法人以外が権利を有するというように法律を作り替えるのは制度の根幹にかかわるので難しいと考えられます。


おそらく、知的財産推進計画2016では、AIが作った著作物の著作権は、AIを制作・運用・管理する人や法人が取得できるように計画されているのではないかと考えます。


それにしても、これまでモノを創る「創作」という行為は「人」にしか行えないとされてきた前提をひっくり返すことになりますので、大きな改革となることは間違いなさそうです。



商標登録や特許など知的財産に関してお困り事やご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせは、こちらから。




初めて商標取得をお考えの方へ

新しい特許事務所をお探しの方へ

将星国際特許事務所の特徴
お客様の声

「自分の知的財産をどうやって守り、育てたらいいのか?」

事業を行う上でとても大切なことなのに、
わからないという方がほとんどです。
ささいなことでも、下記フォームまたはお電話でお気軽にお問い合わせください。
弁理士には守秘義務がありますので、お問い合わせ内容は厳重に取り扱い、
無断で開示することはございません。

telお電話でのお問い合わせ

電話受付時間:平日 10時〜18時
定休日:土・日・祝祭日・年末年始

電話

お電話での
お問い合わせ

メール

ウェブでの
お問い合わせ