おはようございます。
弁理士の渡部です。
特許庁が知財マガジン「Tokkyo Walker」(特許ウォーカー)を発行しています。
本日は、Vol.2をご紹介します。
「Tokkyo Walker」は、多くの方が共感できるような記事を発信することで、知的財産が身近な存在であることを伝えることをコンセプトにしています。
中小企業や起業される方にとって、知的財産を事業に役立てるのに参考となる情報が満載です。
■Contents ○特集 地域づくりという革新。 ~温故知新のクリエーティブ発想~ 和紙デザイナー、町おこし人、メタクリエーター ○IP SCOPE ヒット商品で学ぶ知財 キュキュット/花王株式会社 ○ツナグヒト 特許庁 審査業務部 商標審査官 ○マンガで分かる知財 番外編 行け行け 寿司漫画 ○数字で見る知財 比べて発見!!世界各国の技術貿易収支 ○Topics ・「音商標」が聴けるサイト「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」登場! ・バンダイナムコエンターテイメント「カタログIPオープン化プロジェクト」新展開 | |
雑誌本体[PDF:8,163KB] |
Vol.2のコンテンツのなかで私からのお勧めは、「パワフルおに嫁」の記事(p8)です。
熊本県の河内町という地域のブランド化についてのお話であり、小さいながらこれも中小企業の見本となるブランド戦略であると感じます。
「パワフルおに嫁」が作る商品は、添加物を使わず、すべて手作り。
ブランド名やロゴを作ったことで、商品に貼ったロゴシールを見て、「”おに嫁”の商品だから安心」と、買ってくれるお客さんが増え、新商品も打ち出しやすくなりました。
「パワフルおに嫁」の商品を常時販売する「農産物市場ふぁーまーず・まーけっと」でも、商品に貼られたシールや店頭ののぼりを見て、購入を決める人が多いとのことです。
ブランド名やロゴが、買い手に商品への信頼を安心感を与えています。
このように、ミカンの品質を高め、これを伝えるメッセージを作り、ブランド名(商標)に乗せてPRすることで、消費者の信頼をブランドとして作り上げています。
商標登録や特許など知的財産に関してお困り事やご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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