神奈川県ものづくり技術交流会にて講演を行いました。
「IoTの特許戦略」をテーマにお話をしました。
首都圏をはじめとした公設試験研究機関 相互の情報交換の場、また、中小企業等の方にTKFの活動成果を広く知っていただく“情報提供・交流の場”として、公設試験研究機関の成果事例発表会「TKFオープンフォーラム」が開催され、その場での講演です。ものづくり技術交流会の中で、「IoT技術とものづくり」をテーマとした口頭発表に加え、各機関の得意技術・成果事例などのパネル展示も行われました。
日時 | 2016年10月28日(月)13:30~17:15 |
---|---|
会場 | 神奈川県立産業技術総合研究所 海老名本所 2階講堂(神奈川県海老名市下今泉705-1) |
タイトル | IoTの特許戦略 |
講師 | 弁理士 渡部 仁(わたべ ひとし) |
概要 | 第1部 IoTの事例 第2部 審査の仕組みを知ることが着目点を広げる 第3部 特許取得の戦略的な視点 第4部 特許要件をクリアする3つの視点 第5部 他社への影響力が強い特許 今注目の技術分野であるIoT。特許の分野でも未開拓のIoTにおいて、他社に先駆けて特許を取得・活用するために知っておくべき重要なポイントを、事例に沿って分かりやすく解説します。 |
主催 | 神奈川県立産業技術総合研究所 |
申込方法 | 詳しくはこちらをご参照ください。 |
講演実績の一覧はこちらです。
IoT特許についてこれまでの特許の活用と異なる点を解説し、自動車の事例をいくつか例にとって、IoT特許に取り組む上での基本的な着目点をお伝えしました。
技術的にはITと重複する部分があることから、IoT特許を取得する場合にどの切り口でアイデアを捉えればよいかが分かれば、自社の製品からも特許となり得るアイデアを効果的に切り出すことができるでしょう。
あいにくのお天気でしたが、多数のご参加をいただき、とても盛り上がりのある講演になりました。
ご参加いただいた皆様には心より感謝申し上げます。
参考になったという意見が多く、概ね好意的な評価をいただくことができました。
皆様のお役に立てて幸いです。
今後もIoT特許をテーマにより充実した内容をお届けできるよう研鑽します。