おはようございます。
弁理士の渡部です。
ジェネリック医薬と先発医薬品の違いを感じたことはありますか。
私の場合、ジェネリック医薬品に切り替えたことがありますが、効き目が違うことを実感し、元の先発医薬品に戻したという経験があります。
ジェネリック医薬品は、主成分は先発医薬品と同じですが、それ以外の成分は、異なることがあります。
主成分は、5mgや100mgといった非常に微量ですが、そのままでは微量すぎて服用することができません。
そこで、ある程度の大きさになるように他の成分を混ぜています。
でんぷんであるとか、きれいに成型できるような成分であるとか、薬によっては保存料などが含まれています。
このため、先発医薬品と比して、体の中での溶け方や吸収率が異なり、それが効き目に影響を与える要因となっているようです。
また、主成分の含量も先発医薬品と正確に一致しているわけではなく、薬によってある程度の幅があるので、その点も、効き目に影響を与える要因となっているようです。
効き目は、私のように弱く出る場合もあれば、人によっては強く出る場合もあるそうです。
ジェネリック医薬品に切り替えた場合は、効き目をよく観察してみるとよいでしょう。